Trolltechは、フリーソフト/オープンソースソフトの開発への寄与をプラットフォーム戦略の一部とし、
開発を支援しているので、フリーでないOSのWindowsで使えるQtはないが、
非商用フリーで使えるQtがある。
しかし、バージョンが古く、コンパイラもMicrosoftのVisual Studio 6(Visual C++)にしか対応していない。
なお、ここではVisual Studioはインストールされているものとし、
インストール方法については解説しない。
Qt Non-Commercial Edition for Microsoft Windows のページから、 ファイルをダウンロードする。

ダウンロードしたファイルを実行する。

このプログラムについての説明である。Nextを選択。

プログラムの規約に同意し、Yesを選択。

セットアップする場所を指定する。
C:\Program Files\qtなどとすると、"Program Files"のスペースでエラーが起こることがあり得るので、
変更しないほうがよい。

インストール構成を標準、最小、カスタムのどれかに指定できる。
ここでは標準であるTypicalを選択する。

プログラム名の変更ができる。変更の必要はない。

ここまでに指定したインストール方法確認できる。問題がなければ進む。

環境変数を変更するかどうかのダイアログである。
Yes(はい)を選択する。

環境変数が変更されたことを示している。
もし、開発環境(Visual Studio)とコマンドプロンプトを使っていたら、
指示にしたがって、開発環境とコマンドプロンプトの再起動を行う。

これでインストールが完了である。
リリースノートを読むかどうかチェックボックスで指定できる。
Visual C++起動しQtを用いて作成したプログラムがコンパイルできるように設定する。

ツールのカスタマイズを選択する。

「アドインおよびマクロファイル」のタブのQMsDev Developer Studio-Add-Inにチェックをいれる。

すると、上のようなQtをVisual C++で扱うためのダイアログが現れる。
以上でインストール及び設定は終了である。