僕は小さい子供にカッターを使った工作を教えていたんです。
「うまい、うまい、その調子」とおだてながら見ている矢先、手を切ってしまった。
傷の手当てをしながら、僕はこの子が客先の息子さんであることを思いだすと同時に、やってはいけないミスであることを思いだした。
会社の掲示板に、事故の内容とその対処が書かれた。対処は、僕の解雇だったわけですが…。ちょ…、そりゃないよ…!
それを見ながら僕は貯金が一円もないことを思いだして、冷や汗をかく。
考えなおしてもらおうと上司のとこに行ったところで目が覚めました。