技術書典5 Elasticsearch入門本で参加してきました! 赤裸々収支報告あり。
技術書典5 Elasticsearch入門本で参加してきました〜!
何をしてきたか?
ピクスタのたのしい仲間たち(シーホーちゃん、神、kaiba)の3人でサークル参加してきました!
実は僕はもうピクスタの仲間ではあんまりなくなってきているんですが、気持ちはズッ友。こまけーこたぁいいんだよ!
神は原稿落ち。無念。
総チェック数は170でした。
何を書いたの?
ちょうど業務でElasticsearchの導入を任せてもらう機会に恵まれました。
電子書籍版はboothで紙の本より安く買えますので、是非ご購入ください。
Elasticsearchはパワフルで検索以外にも、集計やサジェストなんかができ、これらの機能が大いに役立ちました。
(本には書いてないですがKibanaでログ分析とかもいいですね〜)
最初から導入してみると、jsonをブチ込んで好きに検索する、というとてもシンプルなシステムであることに気づきます。
しかし、DBと一緒に使ってると、登場人物が2以上になります。
ITのシステムは登場人物が2を超えると途端に難しくなります(持論)。
一個一個みれば簡単なのに、混乱しがちで「SQLで更新したのに検索にヒットしないんですよね」とか見当違いの質問を受けることがしばしばありました。
そんなときに「入門記事を書いてみようかな。社内向けでもいいけど、どうせなら、多くの人に見てもらえるのが良いな。」と考えました。
最初はコネのあるSoftware Designさんに持ち込んで見たんですが、やんわりとお断りされ、じゃあ、技術書典ですよ! と思いつき、サークル参加締切当時になって、ピクスタの楽しい仲間達に声をかけて、滑り込み参加したのでした!
ほんとドタバタなのに快く受けてくれて感謝です。
一人だと心細すぎました。
できあがったのが・・・
鰓(エラ)、スティック、サーチ…。
後述しますが、締切が迫っており、朝4:00に泣きながらペンタブで描きました…。
当日、「この絵はなに?」と言われて、恥ずかしいダジャレを自分で説明するという苦しい思いをしました。
電子書籍版はboothで紙の本より安く買えますので、是非ご購入ください。
重要なので2回いいました。
収支
気になる収支を赤裸々に報告いたします。
出費: サークル参加費 7000/2 = 3500円 印刷費 16940円 (100部) 支出合計 20440円 売上: 販売数 80くらい@500円 売上 40000円 利益: 19560円
黒字!
執筆時間は 30h くらいでしょうか?
ただ、僕の人件費は0円なので0に何を掛けて0なので問題ありません。
価格や部数には、2つの思いがありました。
1つ目は、Elasticsearchは比較的ニッチなジャンルなので、さほど売れない気がしていました。
とはいえ、あとで読む的に多くの人に手にとってもらいたかったので、とにかく単価を安くしたかったんです。
そのためには、早割が必須で僕の締切はみなさんより早めになりました。
紙質にも拘りませんでした。
2つ目は、在庫を抱えたくなかったのです。
売れ残った自分の本を抱えるの、憂鬱でしかありません。
(余計なものを家に置きたくないので捨てるしかない…)
振り返り
おなじみのKPTで振り返ります。
Keep
- 買ってくれた人に手渡ししたとき、最高に嬉しくて、ちょっと泣きそうになった。こんなにプラスの方向に心が動くことはなかなかない。
- 知り合いがたくさん来てくれた。無料でいいよと言ったのに払っていった。最高に嬉しくて、ちょっと泣きそうになった(2)。
- ニッチな本ながら価格設定の低さから色んな人が買ってくれた
- 僕はシーホーちゃんより営業がうまい(笑)
- 午後はヘロヘロになってしまった
- お隣さんと雑談して楽しかった
- 早割50%がなければこんな売れなかっただろう
- テーブルクロスがあるとサークル感が違う
- 勉強会でLTをしてチェック数倍増
- 400円にせず500円にしたのは良かった(オペレーション的に)
Problem
- 電子書籍版はboothで買ってね、としたが、pixivアカウントが必要で面倒。混乱と機会損失があった。
- シーホーちゃんはダウンロードカードを用意しており、事前に共有すれば回避できた
- 紙版購入者は電子書籍版を購入できるのを推すべきだった
- 想定しない読者が買ってくれたが、想定していなかったので多分わからない。申し訳ない…。
- 本の売り方が下手。内容がひと目で分かるポップが欲しかった。
- 例えば「DNSをはじめよう」はニッチだと思うけどすごく売れていた。なぜ?
- 本の表紙を見ると内容がわかる
- ぶっちゃけ興味はないけど知っておかなきゃな、というジャンルである
- デザインも商業誌みたい
- みんな買ってるから買っておこう
- 宣伝したにしてはチェック数は多いとは言えない。
- サークルカットがつまらない。分かりづらい。
- 鰓、スティック、サーチとかおじさん臭半端ないよ?って遊びに来た親友に言われる
- やっぱ売れ残った!
- とはいえ、1/5残りは売り切れよりずっと良いのでは。
- 他のブース見られなかった
- お昼食べられなかった
- シーホーちゃんにはデザインセンスの欠片もない
- シーホーちゃんも二次元の好きな女の子見つけてコミケに行ってみるべき
- シーホーちゃん締切ギリギリ。神は原稿落ち。誘っておいて投げっぱなしもいいところだった。
Try
- 簡単決済できるダウンロードカードを用意する
- ポップを用意する
- チェックしてもらえるサークルカットにしよう
- ひと目で内容がわかる表紙にする
- 商業誌みたいな高級感、安心感はやっぱり必要かも。
- 売れ残りを避けるには、流行りのテーマにするか、部数を減らす。次は前者でやってみたい。
- ダジャレはやめよう
- お留守番雇う
- 執筆者へのイベント紹介、参加意思の確認、サポート。
- 簡単決済は100円引き、とかもありか?
まとめ
- 次回もTryの項目を改善し、参加したい!
- 電子書籍版はboothで買えます! 購入者はDLできます!(10/10調整中)
では春の技術書典6で!