wordpressをGCP無料枠とCloudflareに移行した

2021年12月31日に長年お世話になったCloudCore VPS 2048の終了が決まりまして、VPSって時代でもなくなってきたのでクラウドに移行してみました。
wordpressって時代でもないでしょ、という気持ちもありますが移行が面倒すぎるし、wordpressの素振り環境を確保しておくのもまた良いことでしょう。

うまく表示されない方はキャッシュを削除してみてください(ってここで書いても見られないのであった…)

GCP

e2-microが無料で使える。日本リージョンは無料ではないのでus-west(オレゴン)に。ディスクは30GBまで増す。
OSはubuntuのLTSにした。ありがとうGoogle。

あとはVPSでやったいたのと変わらず、セキュリティ周りの設定を見直したりします。
これを機にAnsibleとかに置き換えたかったけど、また職人が手順書に従って手作業してしまった。こうしてできたサーバーは機械にはない温かみがある。

Cloudflare

CDNはAWSのCloudFrontしか触ったことがなかったのでちょっとハマった。
CloudflareはDNSとCDNが一体になったようなサービスと感じました。
主な設定はDNSの設定だけで、オリジンサーバがどこなのか設定する場所がなくて逆に混乱しました。

案内に従ってドメイン管理サービスのネームサーバをCloudflareに変更したあとこんな感じで設定します。
DNS設定でCDNを噛ますかどうか選択できます。
CDNを噛まさないサブドメインを用意したが必須ではないです。
Cloudflareはドメイン更新料金も他より40%くらい安いので次の更新機械に移管したいな。

ルールからページルールを選択肢、wordpressの管理画面はキャッシュしないようにします。

 

入り口だけSSLにするFlexibleにしました。お手軽。
フルにするにはCloudflareから証明書をダウンロードして〜、という具合ですが面倒くさい。

Edge証明書が表示されるまで一晩ほど掛かりました。
Let’s encryptの証明書です。ワイルドカードで嬉しい。

コメントを無効にする

年1、2件コメントをいただくことがありますが、泣く泣くDisable Commentsプラグインでコメントを無効に。

混在コンテンツのエラー

wordpressの管理画面に入るとJSが動いていなさそうな雰囲気。コンソールを見るとHTTPでアクセスしているためだった。
ばっちりのヘルプがあった。同じことをやってる人が多いのでしょう。
Cloudflareのwordpress pluginをいれて解決。API tokenを発行するとwordpressからpurgeできたりします。
ありがとうCloudflare。

バックアップをGCSに

CloudCoreが消えちゃうのでバックアップをGCSに。5GBまで無料。ありがとうGoogle。

一ヶ月運用してみた

はたしてコストは…

0円って言ったじゃないですか〜!

料金はネットワークの$0.18ですね。割引0円であれ?ってなりますが、下の方にマイナスの請求があります。

あとは時々、ページが見られなくなってしまうことがあった。
CPU使用率は高くないんだけどSSHもできないのでマシンをリセットするしかなかった。
php-fpmとMySQLのリソースを調整していないからだと思いますが、面倒くさいのでとりあえず定期的に再起動させてまた様子見をします。

おわり

どこかでミスってたらこっそりTwitterのDMで教えて下さい ^^;