Google PageSpeedInsightsはどんなケースで「画像を最適化する」と怒るのか
画像を最適化する、のページではjpegtranなどでロスレス圧縮しろ言ってくるが、腑に落ちないので調べてみた。
気になっている点
- imgタグのwidth, heightよりも大きい画像を使うと怒られるのか(ブラウザが画像を縮小して表示するので遅くなるはずだ)
- 非可逆圧縮もやれと怒るのか
実験
一眼レフのカメラで撮った写真をmacのpreviewを使って、500×500にトリミングしたものを用意した。
この画像をベースに以下の条件を作ってやってみる。
- 圧縮
- 未圧縮、可逆圧縮(jpegtran -copy none -optimize)、非可逆圧縮(macのpreviewで50%で書きだした)
- 画像の大きさ
- imgのwidth,heightと一致する、しない
ちなみにjpegtranによって、8KBほど小さくなった!
結果
非可逆圧縮のものだけ怒られた。
未圧縮のものは怒られなかったのはなぜ…?
考察
jpegtranなどで可逆圧縮すれば黙らせることができる。
jpegの未圧縮のものは怒られなかったのが腑に落ちないけど、オリジナルの画像を使う意図を汲んでいるということでしょうか?(例えば写真素材屋の写真)。
よーし!どんどん可逆圧縮しろー!という気持ちにならないでもないですが、EXIFには有用な情報がたくさんあるので、よく考えてやるべき。
スッキリ。
もちろん、やりたいのはPageSpeedInsightsに怒られないようにすることではなく、ページの表示を速くすることで、俺達の戦いはまだこれからだ!
カイバ先生の次回作にご期待ください!