データ復元アプリ MiniTool Power Data Recovery で読めなくなったHDDからデータを復旧する

データ復元アプリ MiniTool Power Data Recovery で読めなくなったHDDからデータを復旧する話。

お友達のユタカさんが外付けHDDが壊れてしまったと嘆いておりました。

彼の状況はこんな感じでした。

  • DJ / DTMer なのでたくさんの音楽データがある
  • ゲーマーでもあるのでゲームのデータもたくさんある
  • 2TBの外付けHDDを使用していた。バッファローのHD-CBU2
  • USB2.0、NTFSフォーマットでwindowsで利用
  • ある日、アクセスすると「パラメータが間違ってます」と言われるようになる
  • 電源は入る。異音はない。認識はするが読めない。

バックアップないんかーい、という気持ちにもなりますが、でかいデータでしょうから悩ましいのもわかる。

これは物理的には壊れていない様子なので、データ復元アプリ MiniTool Power Data Recovery などで復旧できるかもしれません。

僕は修理系Youtuberとかよく見るのですが、これは時々使われているのを目にしますね。

とりあえず無料版を試してみる

無料版 MiniTool Power Data Recovery Free を試してみます。

無料版は「復元可能データ量の制限 1GB」がネックではありますが復元できた! 復元できそうなので思い切ってアルティメットを購入て復元していきます。

復元までの流れ

起動します。非常にシンプルなUI。

復元対象を選択します。

復元を開始します。
1.5h 待ってみたところ 5%。復元にかかる時間は30時間くらいでしょうか…
全部は使ってはいないですが2TBでUSB2.0だとこんなもんか。
長い時間ですがデータ復旧できるなら安いものです。

削除されたファイル、紛失したファイル、既存のファイルが見つかりました。

「紛失したファイル」「既存のファイル」が今回の復元対象になりそうです。

このあとは復元したファイルを選んで復元先を指定して復元していきます。

復元したいファイルが3万個あり、60分で960ファイルの復元ができました。
復元完了まで 31h 、もうひと頑張りですが、諦めかけていたファイルが復元できそうです!

1ヶ月だけ使える安いプランもあるので、壊れたときだけ契約するのでも良かったかもしれませんね。
復旧ソフト、MiniTool Power Data Recovery の紹介でした。