技術書典、Re:VIEWで作った原稿で印刷所(日光企画様)に怒られたポイントと対応まとめ

技術書典の原稿で印刷所(日光企画様)に怒られたポイントと対応をまとめておきます。
macでの説明になってしまいますが、windowsでも同様に確認でき…るといいな。

用紙サイズとあってない

何がともあれ確認

PDFをpreviewで開き、Command+iで情報を確認する。

  • A4 は 210×297cm
  • B5 は 182×257cm

です。親しい値は誤差でしょうから問題ないです。

設定

vvawakeさんのリポジトリをみましょう!
サイズごとの設定の差分がありとてもわかりやすいです。

通しのページ番号(ノンブルという)をいれる

通常、技術書は、まえがき、目次、本文からなり、ページ番号は本文が1ページで始まります。
これが印刷所の作業上、ページ番号の判別がつかず曲者のようです。
そのため通しのページ番号を入れる必要があります。

設定

Re:VIEWの設定でチョチョイのチョイでしょ?と思ったら一筋縄ではいきませんでした。

Re:VIEWで書いた原稿に隠しノンブルとタチキリ分の余白を挿入するがわかりやすいです。

僕の予想ですが、Re:VIEWは印刷のことまで考慮していないのではないかと思います。
(印刷は複雑だということがわかったので、ソフトウェアとしては良いアプローチだと思います!)

そもそも隠しノンブルが特殊なことで、Re:VIEWは印刷のことまで考慮しています!

ページが偶数、または4の倍数になっていない。

平トジと中トジで異なります。

平綴じは紙の裏面にノリをつけて本にする方法です。
例えばB5の本であればB4の紙から2ページ刷ることができます。

中綴じは紙の表裏を使う方法です。
例えばB5の本であればB4の紙から4ページ刷ることができます。

それぞれ2の倍数か4の倍数にしないと白紙ができます。
個人的には白紙はメモ欄にでも使ってくれればいいんじゃないの?って思うんですけど、印刷所さんは気にされるようです。
(白紙できても良いよって方は、その旨を伝えると良いと思います)

知らないフォントが埋め込まれてるから化けるかもよ

日頃から化けるような文字使ってないし、多分大丈夫なんじゃないかなぁ…。
対応しませんでした。

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